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+++ペットに人間の食物はダメ+++
かわいさ余って…死に至ることも
 
ペットブームの中、犬や猫に人と同じ食べ物や自己流のエサを
与える愛好家が多く、獣医師らが注意を呼び掛けている。

健康維持に必要な栄養は人とは違っており、安易に与えると命取りになる可能性もあるという。

東京都世田谷区の主婦三井和美さん(45)は、13歳になるメスの猫を飼っている。
一時期、猫にねだられてお好み焼きやサツマ揚げ、センベイなどを与えていた。
しかし、下痢の症状を起こし、動物病院に連れて行ったところ
肝臓に負担がかかっていると指摘されたため、やめたという。
「かわいさ余って与えていたが、続けていたら大変なことになっていた」と振り返る。

日本臨床獣医学フォーラム(東京)代表で獣医師の石田卓夫さんによると
人と同じ食べ物を与えられて体調を崩したとみられる犬や猫が動物病院で目立つという。

ペットの食べ物は、かつては人の食事の残り物を与えることが多かった。
その後、ペットフードが普及し、ペットの健康などが考慮されるようになった。
ところが最近になって再び人の食べ物を与えるケースが増えているという。
犬や猫を室内で飼うなど、ペットを家族の一員としてとらえる傾向が強まっていることが影響しているようだ。
ペットのためといって手作りの食事を与える人もいるが、健康によくない場合も多いという。

ペットの食べ物に関して、こうした間違った傾向が強まっていることから
ペットフード輸入販売「アイムス・ジャパン」(東京)は「食識」というテーマで
自社のホームページで正しい知識の普及を行っている。
〈1〉猫には人と比べ、高脂肪・低線維質の食べ物が望ましい
〈2〉小型犬の子犬は大型犬の子犬よりも体重1キロ・グラムあたりで多くのたんぱく質や脂肪、カルシウムを必要とする
――といった情報を提供している。

また昨年10月には、ペットの食べ物について考えるフォーラムを東京都内で開き
集まったペット愛好家約40人にクイズを通して、犬や猫には植物性のたんぱく質は
適さない場合があることなどを紹介した。

石田さんは「人には問題がないが、ペットが食べると中毒症状を起こし
最悪なら死に至るような食べ物があることを飼い主は知るべきだ」と
指摘する。
犬であれば、タマネギやチョコレート(カカオ)、ブドウ、キシリトール入りのガムなどだ。
「人間の美食を与えることが愛情と考えるのは間違っている。ペットに適した食事は
年齢や大きさなどによって異なるため、獣医師に相談してほしい」と話している。

(2007年1月16日 読売新聞)

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